10月は熊の出没がピークになる。

10月は、全国的にツキノワクマの出没件数および人身被害が1年の中で最も多くなる「ピーク月」だ。

10月にクマの出没・被害が急増する原因

1.冬眠前の過食期:熊は11月下旬〜12月の冬眠に向けて、栄養を蓄えるために活発にエサを探し回る。

2.エサ(ドングリなど)の状況:ドングリなどが不作な年は、エサを求めて行動範囲が広がり、人里に下りてくるリスクが跳ね上がる。

3.活動時間の拡大:朝夕だけでなく、日中でもエサを求めて動き回るため、思いがけない遭遇が増加。

注意すべきポイントと対策

1.人家周辺や里山でも警戒が必要

「山奥だけ」ではなく、集落の周辺や畑、時には住宅街の軒先などに現れるケースが多発する。

2.外出時の基本対策

音で存在を知らせる:熊鈴、ラジオ、ホイッスルなどで、自分の存在を熊に早く知らせる。

単独行動を避ける:複数人で行動する。

出没情報を確認する:「熊出没注意報」など目撃情報を事前に確認し、危険な場所には近づかない。

万が一遭遇してしまったら

熊の狩猟本能を刺激するため走って逃げるのは厳禁。

熊から目を離さず、ゆっくりと後退して距離を取る。