米国産の生じゃが芋を輸入すると?

報道によると、イギリス(特に種イモの生産が盛んな北部スコットランド)において、じゃが芋の根に寄生して生育不良を引き起こす害虫「じゃが芋シストセンチュウ(PCN)」の被害が深刻化している。

主な要因と背景

◇害虫の拡大: 「じゃが芋シストセンチュウ」や「じゃが芋シロシストセンチュウ」と呼ばれる根絶が難しい害虫の確認・被害が急速に広がっている。

◇「2050年壊滅」の予測: スコットランド植物衛生センターなどの予測では、このまま有効な対策を取られなければ、2050年には種イモの生産が壊滅するおそれがあると指摘されている。

◇影響: 国民食である「フィッシュ・アンド・チップス」をはじめ、じゃが芋産業全体の基盤が揺るがされており、年間被害額は巨額にのぼっている。

このように、害虫の蔓延や気候・環境の変化による農業への打撃が、将来的なじゃが芋供給の大きな懸念材料として報じられている。

現在、千葉県の印旛沼や手賀沼流域で爆発的に繁殖している特定外来生物「ナガエツルノゲイトウ」や「オオバナミズキンバイ」による被害を思いだす。日本の土地は外来生物に対しては非常に無力。農林水産省の賢明は判断に期待したい。