地震雲のエビデンスは無い?
このところ関東では地震が頻発しているが、関東の人間は揺れに麻痺しているところもある。ところで地震が起こると話題にのぼるのが地震雲。地震雲についてAIに聞いてみた。
地震雲(じしんぐも)には、気象学や地震学の科学的な根拠(エビデンス)は認められていない。
防災科学技術の専門機関や気象庁なども、「地震雲と地震の発生には因果関係があるという科学的な証明はない」という立場をとっている。
主な理由は以下の通り。
- なぜ「根拠がない」とされるのか?
◇メカニズムの裏付けがない
「地殻内部の圧力や電磁波が上空の大気に影響を与えて特殊な雲を作る」という仮説がいくつか提唱されているが、物理的なプロセスやメカニズムが実証されていない。
◇雲の発生原因が既存の気象学で説明できる
地震雲といわれるような特徴的な形(帯状、放射状、波状など)の雲は、気象現象(前線、低気圧、強風、山岳波など)によって科学的に説明がつくものばかり。
◇「後付け」や「偶然の一致」になりやすい
珍しい形の雲が見られた後に偶然地震が起きると「地震雲だった」と結びつけられがちだが、地震が起きなかった場合にその雲がどうだったか(見逃されること)が検証され難いため、心理的なバイアス(確証バイアス)が働きやすい現象である。
- 防災上の注意点
「地震雲らしきものを見たから安心/不安」といったように、雲を頼りに地震を予測することはできない。
地震はいつ、どこで起きるかを正確に予測することは現代の科学でも困難。
雲の有無に関わらず、日頃から家具の固定や非常持ち出し袋の準備など、日常的な地震への備えをしておくことが最も確実な対策となる。
地震雲を信じてることは否定はしない。ただ事後ではなく事前に提唱して欲しい。後出しじゃんけんは誰でもできる。

