ロシア外国人兵士の入れ墨問題

ウクライナ侵攻を続けるロシア軍が、入隊させた外国人戦闘員の身体に入れ墨(タトゥー)で識別番号を刻み、管理している実態が明らかになった。

◇手口と実態

ウクライナ軍の捕虜となった外国人戦闘員の証言によると、ロシア軍に占領された地域に到着した際、左胸などに英数字の識別番号の入れ墨を強制的に彫られた事例が報じられている。

◇ロシア側の口実

ロシア軍は、拒否しようとする外国兵に対し、「攻撃を受けた際、自分の遺体を確認するために必要だ」などと説明して正当化しようとしている。

◇強制と暴力

拒否しようとしても暴行や家族への危害をほのめかして脅されるため、やむなく受け入れざるを得ない状況に置かれている。深く彫られるため、数日間にわたって激しい痛みが続くケースもある。

◇国際的な批判

ウクライナ国防省などは、こうした行為を、ナチス・ドイツがアウシュヴィッツ強制収容所でユダヤ人に入れ墨で識別番号を刻んだ人道に反する手法に酷似していると厳しく非難している。外国人戦闘員を使い捨ての「モノ」として管理する非人道的な扱いの象徴として問題視されている。

ロシア側は仕事の斡旋と称して外国人労働者を募集し、実際には騙す形でウクライナの戦場へ送り込んでいるケースが多々指摘されている。こうした中で、戦死した際の身元確認や脱走・管理の目的で、このような強制的な入れ墨による刻印が行われている模様。

そもそも戦死する前提で入隊させているとしか思えない。人権侵害も甚だしい。こんな時に人権にうるさい国連が出てくるべきなのに、常任理事国の拒否権により何も進展しない。アメリカのイラン攻撃しかり、中国のウイグル弾圧もしかり、国連は何も機能していない。