浜岡原発はなぜ存在するのか?

中部電力が浜岡原発の安全審査(基準地震動の算定)において、データを意図的に改ざん・不正操作していたことが発覚した。原子力規制委員会は浜岡原発3・4号機の再稼働の安全審査を中断して審査を白紙に戻した。

そもそも「東海地震」が危惧されていた1970年代になぜ故、浜岡原発は静岡県に建設されたのか?浜岡砂丘の上に建設された浜岡原発は「砂上の楼閣」と称され大地震の際にはその安全性に当時から疑問が問いかけられていた。

北半球では大都市の南西には原発を作らないという暗黙の了解がある。万が一の過酷事故が発生した際に、偏西風によって放射性物質が人口密集地(大都市)へ直接運ばれるリスクを最小限に抑えるためだ。つまり東京という大都市圏の南西に位置する浜岡原発は常識を逸脱した存在でもある。

原発を一概に否定するつもりは毛頭ないが、ここまでリスクを冒してまで存在させる価値は何なのか?