化石燃料は是か非か?

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、化石燃料への補助金について「自殺への補助金(あるいは、自然や地球に対する自殺行為)」であると批判して、各国にその廃止を繰り返し求めている。

気候変動と環境への危機感: 化石燃料は地球温暖化を加速させ、異常気象を引き起こすだけでなく、生物多様性をも深刻に脅かしていると指摘している。

公的資金の矛盾: 気候変動対策が急務である一方、各国政府が税金などを使って化石燃料産業を支え続ける構造は、自ら破滅へ向かうものと強い警鐘を鳴らしている。

再生可能エネルギーへの移行促進: 自然を破壊し、気候危機を悪化させる有害な補助金をすぐ停止し、持続可能な再生可能エネルギーへの大規模なシフトを進めるよう訴えている。

グテーレス事務総長はこれまでも、気候サミットや国際会議などでも、化石燃料への依存やそれを支える巨額の補助金を「狂気」「自殺行為」と表現し、国際社会に抜本的な政策転換を強く促し続けている。

言っていることは正論だと思うが、その移行の利益が中国に向かうのが納得いかない。一国の利にかなうような方向性は国連本来の存在意義から逸脱している。アメリカのトランプ大統領が国連を嫌うのも理解できる。